2021年01月29日
有名人などが行うというようなイメージが根強い生前葬、実は一般の方でも行なう方や葬儀所に相談をしている人も増加傾向にあります。気になってはいるものの、実際にはどのようなことをするのかということは実はあまり知られてはいません。
一般的には故人の葬儀というのは、家族などの故人と一番近い存在の人が執り行いますが、生前の場合は葬儀を行なう本人は存命なので、本人が喪主を行なうことになります。故人の葬儀を行う際には、おごそかにというのが基本となっていますが、生前葬は自身のやりたいことを行なうことが許されます。
例えば、これまでお世話になった人を集めて、お酒をふるまったり思い出話をしながら好きな音楽をかけて結婚式のような楽しい雰囲気の中で行われることも少なくはありません。死後の葬儀はおごそかにするのが決まりのようになっているため、お別れは楽しくしたいというような人が生前に葬儀を取り入れる人が多くなっています。
生前は友達や自分の人生に関わった人を呼んで楽しく御別れを、死後は家族だけでひっそりと行うことによって、大切な家族への負担をなくしてあげたいという思いが生前の葬儀に繋がっていると言われており、取り入れている人が増えています。