一周忌にすべきことを教えます。

2020年12月30日

生前葬をおこなうメリットとデメリット

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通常のお葬式は故人が亡くなった後におこなわれますが、生前葬は生きている内に葬儀がおこなわれます。送られる立場の人が自分自身で開く葬儀になるので、元気なうちにしっかりと家族や親しい友人などに別れを告げておくことができます。

本人がどのような葬儀にするのかを決めることができますから、葬儀に呼ぶ人も自由に本人が選択することが可能です。基本的に本当に親しい人しか生前葬には呼ばれないので、本当の葬儀のときにどのような人を呼べばいいのかを家族も事前に把握しておくことができます。

通常の葬儀とは異なり、決められた段取りもありませんし、着ていく服にも自由度が高いのが特徴です。まだ本人は生きている状態であり、悲しい雰囲気というよりは、皆で生きている内に楽しい思い出を作ることを中心に生前葬はおこなわれます。

感謝を伝えて皆で笑顔になっておくことで、実際に亡くなったときに死を受け入れやすくなるメリットがあります。心の準備もできますし、実際に本人に感謝を伝えることができるので、後悔などを持たないで済むのも素敵なメリットです。

ただデメリットもあり、生きている内にそのような葬儀をおこなうことに抵抗を感じる人が一定数存在する可能性があります。ただ亡くなってから幾ら感謝を伝えても本人には伝わらないリスクがあるので、デメリットよりもメリットのほうが勝ると考えられます。