2019年12月20日
生前葬は必ず行わなければならない儀式というわけではなく、まだ馴染みがないと考えている人も多いのではないでしょうか。しかし実施することにより、まだ元気な間に自分の口から感謝の気持ちを伝えたり別れを伝えられるといったメリットがあり、近年人気を高めていることは確かです。
生前葬の内容は様々であり、こうでなければならないという決まりがあるわけではありません。決まりがなく主催者が自由に決めることができるといっても、いざ実施するとなれば頭を悩ませるのは当然のことと言えます。主催者や参加者からスピーチがあったり人生を振り返ったスライドショー、ビンゴやカラオケといった余興など実に様々な内容となっているのが特徴です。
一般的な葬儀のようにしきたりを気にする必要がなく、自分の思う通りに内容を決めていけるのは大きな魅力ではないでしょうか。こだわりをあまり持たなければ、かなりリーズナブルな料金で実施することが出来るのは良い点です。
しかし生前に葬儀を執り行ったとしても、実際に亡くなった際には火葬は行わなくてはならないので、生前に葬儀を執り行ったからといってその後の費用負担が一切ないわけではないことも頭においておかなくてはなりません。