2017年10月21日
身近な人が亡くなるのは大変悲しいことですが、葬儀を取り行ったりと悲しみに浸る暇もないくらい忙しくなります。しかし葬儀を取り行ったからといってそれで終わりというわけではありません。故人が亡くなってからちょうど一年めの同月同日である祥月命日には、一周忌を行う必要があります。
やり方に明確な決まりがあるわけではありませんが、法要を行い僧侶による読経があり、その後には焼香が行われます。そして、最後には参加してくれた人に食事を振舞うことになります。一般的には、自宅や寺を会場とする場合がほとんどですが、人数が多い場合にはホテルやセレモニー会館などを利用することもあり、決まりがあるわけではありません。
会食の場を設けることが大半ですが、必ず行わなくてはならないというわけではありません。会食をする場合には、その際にも喪主が挨拶をするのが一般的になっています。会食をしない場合なやば、法要後の挨拶で会食はしないということを伝え、引出物と一緒に折詰弁当を渡すのがマナーとなります。
一周忌は葬儀ほどかしこまった雰囲気ではありませんが、葬儀同様に参列者に挨拶をするタイミングは多いという事は忘れてはいけません。葬儀とは違い、一年間の準備期間があるので挨拶する内容もしっかりと考えておくようにしましょう。
一周忌を行うということは、一ヶ月か二ヶ月ほどまうかに葬儀に参列した人に知らせるというのも忘れてはならないポイントとなります。