2016年12月17日
身近な方が亡くなることで、三回忌までは色々と準備をしなければならないことが多くなります。特に大切にしたいのが、最初の区切りでもある一周忌ではないでしょうか。おおよその流れを理解して、早めの用意をしておくことが理想とされています。執り行う場所としては自宅が一般的ですが、近年は葬儀社の会館を借りるケースが増えているようです。和室と洋室があるので、足の不自由な高齢者は椅子が便利なことがあります。準備や後片付けをスタッフが行ってくれるので、読経も含めて二時間程度で終了するメリットがあります。
自宅で執り行う場合、まずはお寺さんへの連絡が先決です。日時を正確に伝えて、来て頂くお坊さんの人数を依頼します。お寺さんは急な葬儀が入ることがあるので、なるべく早く連絡を入れることがベストです。次に重要なのが、出席者の人数確認ではないでしょうか。料理やお土産の数を早めに決めて、注文しておくことが求められます。地域によっては、御赤飯もセットで注文するケースがあるようです。一周忌は区切りの中でも、最も重要視されています。
兄弟や親類を含めて、生前に故人と繋がりがあった方が大勢来てくれるはずです。過度な重圧を感じる必要はありませんが、失礼のない振る舞いを心掛けることが大切ではないでしょうか。三回忌を過ぎれば、だいぶ落ち着くのではないでしょうか。本屋にはマニュアル本が売られていますし、それを参考にしてみるのもお勧めです。