2022年08月23日
近年日本ではあらゆる葬儀スタイルがあり選択肢が増えていますが、その中の一つであり注目を高めつつあるのが一日葬です。通夜式を行わないのが特徴であり、遺族や親族が高齢者が多かったり、遠方から足を運ぶ人が多い場合に役立つ方法となっています。
もちろん亡くなったあとには二十四時間は遺体を安置しておく必要があるので、一日葬だからといってすぐに執り行えるわけではないことは頭においておきましょう。喪主や遺族の精神的な負担の軽減や準備の手間を少しでも減らせるというだけではなく、トータル費用の軽減にもつながるなどあらゆるメリットがあります。
一日葬は午前中から始まることが多いですが、そうなれば仕事をしている人は参列できなくなってしまい別れの機会を逃すことになってしまいます。そのことから近年では夕方から開催するケースも増えていて、自由度も高まっていることは間違いありません。
一日で終わる葬儀を執り行う際にも葬儀業者に依頼することになりますが、業者により得意としている葬儀の規模や内容にも違いがあることは頭においておきましょう。規模の大きな葬儀をメインとしている業者は、一日で全て終わる葬儀の経験があまり多くないこともあるので気をつけるべきです。